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外を見るために窓はある
JR800系 九州新幹線開業直後の鹿児島中央駅新幹線ホーム。
すごい人だかりだ。
老若男女、皆カメラや携帯で800系を撮ってる。
鉄道ファンとかではなく一般の見物人でこれ程とは驚きだ。
関西ではせいぜい500系がデビューした時に少し盛り上がっただけで、700系に至っては登場した事にすら気付かず見向きもされてない。
まあそもそも鹿児島から博多まで行くのも当地の人にとっては一大イベントだし、大阪から博多行くんも鹿児島行くんもまあ同じかなって感覚の関西とはやはり鉄道に対する意識が違うのでしょうか。
行き止まりのホーム、800系のLEDには’博多’の文字が。
確かに800系つばめとリレーつばめは同一列車扱いというのを見た覚えがある。
そして見物客の口から出るのは
「なんねー、こいが博多まで行くわけじゃなかとねー」
残念、新八代までなんですね。
しかし博多まで繋がって欲しい、そう願われ、歓迎されて800系も幸せですナ。
アキタヤマガタなんか「東京は近くなったが隣町が遠くなった!!」と散々な評価…
隼人の風 鹿児島中央駅はかつて西鹿児島と呼ばれていて、さらに地元では’西駅’と呼ばれてた。
丁度名古屋の’名駅’みたいなもんでしょ。
鹿児島中央になってから何て呼ばれてるんでしょうか。
そんな鹿児島、いや九州でTOMIXの800系はどんな売り上げを見せるか興味津々ですナ。
で、九州新幹線のパンフレットと芋焼酎を土産に長崎の祖父の家に行った。
800系の車内や性能もさる事ながら祖父母が最も興味を示したのは、同じ紙面に紹介されてたキハ40系隼人の風&いざぶろう・しんぺいのパノラマ側窓だった。
「こいは横向きに座って景色ば眺めらるっとか?」
JR817系 あーそういえば4年前、当時デビューしたての817系が佐世保線で踏切事故を起こしてその映像がTVのニュースで流れた時も
「こいは窓の大きかね、新しい特急電車ね?」
と質問されたんだっけ。
さらに祖母も95年頃
「あの黒か電車(当時かもめとして長崎に来てた787系)は窓の小さくて中の暗くて狭苦しかー、国鉄の赤か電車(485系)が良かね。」
なるほど、景色重要!
JR485系 また一つ鉄道エンターティナーとして勉強になった!
んー、確かに、かもめは確実に海側の席から埋まっていくもんネ。
海沿いで名撮影地の多い肥前鹿島〜諫早で撮られたかもめが傾いてるのはカントのせいでも無く、885系の振子機能のせいでも無く、乗客が片側に寄ってるせいだったんですナ。
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